理事長のご挨拶
「鹿屋から全国、世界へ」
公益財団法人 鹿屋体育大学 体育・スポーツ振興教育財団
理事長 風呂井 敬
皆様、あけましておめでとうございます。
旧年中は、当財団の運営に対しまして皆様方からの温かいご支援、ご厚情を賜り、心より御礼を申し上げます。
さて、当財団は、公益財団法人として、鹿屋体育大学の教育の振興に資するために必要な助成、体育・スポーツ活動において優れた成績を収めた学生及び競技団体に対する奨学金の給付等を行うとともに、同大学における体育・スポーツの振興と競技力の向上に資する事業を展開し、併せてスポーツクラブの育成など地域スポーツの振興並びに国民の健康及び体力の増進に寄与することを目的とした事業を行っていくこととしております。
昨年は、学生や先生方が競技大会や研究、社会貢献の場で活躍され、メディア等に取り上げられる機会も多くありました。皆さんの活躍によって鹿屋体育大学の名が広く知られることは、誠に喜ばしいことです。見事な活躍と輝かしい成績は、学生の皆さんや先生方の不断の努力によるものであることは言うまでもありませんが、同時にご家族の皆様、企業の皆様方からの暖かいご支援ご協力があったからこそと深く感謝いたしております。
2023年は、鹿児島県で国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」、全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」が開催されます。国民体育大会が鹿児島県で開催されるのは、昭和47年の第27回大会(太陽国体)以来、51年ぶりとなります。二つの大会のスローガン「熱い鼓動 風は南から」に込められているように、熱戦を繰り広げるアスリート達の熱い鼓動と会場に響きわたる歓声が,鹿児島から南の風に乗って全国に広がっていくこと、そして、鹿屋体育大学の皆さんが、郷土の代表として活躍されることを心から願っております。
また、本年は「卯年」です。うさぎはその跳躍する姿から「飛躍」「向上」を象徴するものとされています。この数年、新型コロナウイルスの感染拡大が私たちの生活に大きな影響を与えましたが、ここからから大きく「飛躍」し、私たちの生活が「向上」する年となることを期待しております。
さらに、鹿屋体育大学及び学生の皆さんがますます「飛躍・向上」され、鹿屋から全国、世界へ羽ばたいていくため、公益財団法人としてより一層援助できるよう、精一杯努力していく所存です。今後とも、保護者の皆様、企業の皆様方におかれましては、当財団へのご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様方のご多幸を心より祈念申し上げまして、新年のご挨拶といたします。